68. 山口県の灯台
前回は島根県で当初は次に山形県の飛島を考えていた。しかし昨今東北地方に熊が頻繁に出没するニュースを見てビビった。そこで再び南に目を向け、見逃している三原瀬戸の大久野島(おおくのしま)、山口の六連島(むつれじま)、蓋井島(ふたおいじま)の離島の灯台を中心に回ることにした。しかしスケジュール作成はだいぶ悩んだ。船便が3本あるし、博多、大阪で旧友と飲みたいし、その上できるだけ回りたいしと欲張りで、スケジュールを何度も変えた。
最終日バス待ち時間が2時間あり、3km歩き日帰り温泉に行くことにしてようやくパズルのピースが埋まった気がした。7灯台+2会食+温泉と、結構欲張りなスケジュールになった。
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散策日
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令和7年(2025年)10月3日(水)ー10月7日(日)
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所 感
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行き漏れた瀬戸内海の大久野島、これに加え下関の六連島、蓋井島の離島灯台を中心に、いくつかの灯台と合わせ回ることにした。しかし、離島が3つあり、船便は便数が少なく欠航もままある。六連島は夕刻便、蓋井島は土曜日の昼便に制約された。また大阪、下関、博多のホテルが高過ぎ、場所を少し外し許容範囲の料金で取った。もちろん新幹線はジパング。これに加え博多、大阪での飲み会。これらの制約を縫うように計画した。
12月03日(水)東京-(新幹線)-三原-(呉線)-忠海(ただのうみ)-(船)-大久野島-<
大久野島灯台>-大久野島-(船)-忠海-(呉線)-三原-(新幹線)-広島 21,449歩(12.9km)
12月04日(木)広島-(新幹線)-新下関-(山陽/山陰本線)-特牛-(バス)-特牛漁港-(徒歩)-<特牛灯台>-(徒歩)-特牛漁港-(バス)-特牛-(山陰本線)-下関-(船)-六連島港-(徒歩)-<六連島灯台>-(徒歩)-六連島港-(船)-下関-(山陽本線)-門司(泊)19,776歩(11.9km)
12月05日(金)門司-(鹿児島本線)-門司港-(タクシー/徒歩)-<
門司埼灯台>
-(徒歩)-門司港-(鹿児島本線)-二島-(バス)-亀の市ホテル-<妙見埼灯台>-亀の井ホテル-(バス)-二島-(若松線)-小倉-博多-小倉(泊)23,011歩(13.8km)
12月06日(土)小倉-(山陽/山陰本線)-吉見-(船)-蓋井島港-(徒歩)-<
蓋井島灯台>-(徒歩)-蓋井島港-(船)-吉見-(山陰/山陽本線)-徳山/新大阪-高槻(泊)17,918歩(10.7km)
12月07日(日)高槻-(阪和/紀伊本線)-白浜-(バス)-市江口-(徒歩)-<
市江崎灯台>-(徒歩)-市江口-(徒歩)-椿温泉-(バス)-白浜-(紀伊本線)-新大阪-(新幹線)-東京 26,086歩(15.6km)
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山口に行く前に岡山で乗り換え三原瀬戸の大久野島に寄り道。岡山の駅弁はアナゴ飯に昼酒。これが列車旅の楽しみの一つ。乗り換え時間があったので三原駅に隣接する三原城跡へ。城壁しか残ってないが、続100名城172番の城跡。
三原瀬戸航路9灯台は、1894年(明治27年)に初点灯した灯台で、8灯台が今も現役。灯台巡りで行ける灯台としてはこれが最後の灯台。大久野島はウサギの島として知られており、平日であったがそこそこ観光客がいた。島にはあちこちウサギが走り回り観光客が餌を与えていた。大久野島灯台(2代目)は船着場からしばらく歩くと見えてくる。近くには崖崩れの危険があり立ち入り禁止。小さいながら整った姿である。
シベリアからの寒波が近づいている。天気晴朗なれど風強し、白波が立っている。往路は大型フェリーであったが復路は小型の定期船。少々心もとない。明日以降の船便の欠航が心配になる。今日は広島まで進む。驚いたことに広島は雪だった。寒いわけである。
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翌朝広島から新下関で山陰線に乗り換え特牛(こっとい)駅へ。ここは4年前、角島灯台へ行くとき下車した駅で難読漢字。当時はまだ特牛灯台の存在を知らなかったが、小型灯台ながら気に掛かっていた灯台。バスを降りると防波堤の方角へ進む。上り口の石段はすぐ見つかり、細かい九十九折れの細い山道を登る。やっと来れた気がする。
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次は今回最も不安であった六連島(むつれじま)灯台。昼に電話で船の運航状況を確認したが現在のとこと運航予定とのこと。計画に合うのは16時発の便しかなく島に着く頃(16:50)には日が暮れる。この日の日の入り時刻は17時6分。灯台もぼちぼち点灯している時刻である。持参したヘッドライトを装着し灯台へ進むが思ったより近く、すぐ上り口の石段は見つかった。薄暗い中、徐々に暗くなり写真を撮っているうちに点灯した。公共交通機関で灯台巡りをすると、点灯した灯台を見るのは宿が近いことが条件だがは稀なことであり、陸中黒崎灯台に続いて2灯台目である。
点灯した灯台を見てそれなりに満足し、この日は下関では宿が取れず門司に19時半に投宿した。
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この日は博多で飲む約束があり、当初行く予定ではなかったが行き漏れていた門司埼灯台、妙見埼灯台に行くことにした。門司埼灯台は、昨年部埼灯台に行く際パスしていた灯台で、門司港駅から2.5kmだが時間を稼ぐためタクシーで行った。関門橋の下にある小型灯台であるが、関門橋に圧倒される。復路は門司港駅まで歩きレトロな街並みを楽しんだ。
門司港から若松線の二島(ふたじま)へ進む。予定より工程を1時間早めたが二島からのバスはなく、駅前に飲食店もなく、仕方なく待合室で昼食にした。都合よくバスがあれば亀の井ホテルで日帰り温泉に入れたが。妙見埼灯台は青い空、青い海を背景に立つ小型ながら白い灯台が素晴らしい景観である。
博多の宿は高く、とてもじゃないが泊まれないので、この日の宿は小倉にした。飲み会の博多へは新幹線で往復した。A氏とF氏に会い、久し振りに歓談、飲食をし楽しい時を過ごした。灯台巡りの目的の一つ、友人との再会、日々これ一期一会である。今年は札幌、名古屋、松山、博多で旧友と再会し一緒に飲んだ。
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小倉から再び山陰線吉見を経由し、蓋井島(ふたおいじま)へ戻る。今日は波風は穏やかで船の欠航はなさそうである。風は20-30m/s、波は2-3mを超えるとフェリーは欠航になる。蓋井島へ到着すると船着場から蓋井島灯台が見える。灯台は施錠されていなかったので中に入れたが、如何せん草は茫々で敷地が狭くビューポイトがない。
今晩は大阪でA氏とI嬢と飲み会である。大阪も宿が取れず今晩飲むA氏に宿を取ってもらった。新大阪から京都線に乗り換えるが、乗り換え時間5分、在来線乗り換え口から行けばよかったが、新幹線から一旦出口から出て在来線の切符を買おうとしたが出口を間違え、新大阪駅内で迷ってしまった。通行人に道を聴き何とか到達した。待ち合わせの高槻駅には30分遅刻。今回たった一つのミスである。
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大阪で泊まると、大阪から行ける灯台はすでに大体回ったので、どこに行くか悩む。そこで少し離れるが、特急黒潮で往復し、和歌山の白浜まで足を延ばし市江崎灯台に向かった。下の神社から道はしっかりしているが結構きつい山道が続く。途中スマホで道を確認すると別の道を示しているが道がしっかりしているのでそのまま進む。思ったより立派な灯台だった。下山道で若い女性とすれ違った。世に言う「灯台女子」か?ゆっくり話をしてみたかったがスケジュールもあり「これから灯台ですか?道は合っています、あと10分です。」と話しかけ擦れ違った。
ここでの問題は帰りのバスまで1時間半も待ち時間。バス停2つ前(2.9km)に椿温泉があり、そこで日帰り温泉に入ることにした。足取りも遅く椿温泉まで戻って日帰り温泉に入った。思ったよりゆっくりでき、体が軽くなった気がした。
<後記>
今まで行き漏れた灯台を中心に回った。こうなるとぼちぼち灯台巡りも終わりかと思う。かと言って、沖縄、屋久島等にまで足を延ばす気はないし・・。まあ次は行きたいところが見つかったら行くことにしよう。































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