ニオイスミレ(匂菫)

別名 
科属 スミレ科 スミレ属
学名 Viola odorata

性状
多年草
葉の分類
根生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考


参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

樹形/草形

25.03.25東京都薬用植物園

草花解説

草丈は10-20cm) で、やや木質化する地下茎を持ち、地上の茎も走出枝を出して匍匐し、その先にも新しい株を作る。葉は根生で、他のスミレ類と同じく、円いハート形である。葉の多くや葉柄には短毛がある。托葉は葉柄とは合着せず、縁に腺毛がある。花期は4-5月、花は根生状で、左右相称の5弁花で、すみれ色またはヴァイオレット・カラーと呼ばれる濃い紫色が基本だが、まれに薄紫色・白色・淡いピンク色などもあり、八重咲きもある。花冠は径1.5 - 2 cm。果実は蒴果で、球状、淡緑色で紫紅色の斑点がある。

25.03.25東京都薬用植物園

25.03.25東京都薬用植物園

25.03.25東京都薬用植物園

25.03.25東京都薬用植物園

補足