ナギナタガヤ(薙刀萱)

別名 ネズミノシッポ、シッポガヤ
科属 イネ科 ナギナタガヤ属
学名 Vulpia myuros

性状
一年草
葉の分類
互生、単葉、剣葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考
和名は花穂が片方に傾いて曲がっていることによる。


参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

樹形/草形

25.04.30小石川

草花解説

草丈は10-70cm。稈は束状に出て直立、あるいは斜めに立ち、全体に細い。葉身は白っぽい緑色をしている。花期は5-7月、花序は茎の先端に生じるが、最下の花序枝は往々にして最上の葉の葉鞘から出ない。花序は形としては円錐花序であり、上部では小穂が直接に花序の主軸についているものの、下方では枝が出てその枝に小穂がついている。単一の棒状の花序は弓状にたわんで先端は斜めを向く。小穂は3-7個の小花を含み、淡緑色で長さ7-10mm。雄蕊は1本が普通で希に2本、あるいは3本のことがある。葯は長さ0.3~0.8mm。

25.04.30小石川

25.04.30小石川

25.04.30小石川

25.04.30小石川

補足