ツルラン(鶴蘭)

別名 
科属 ラン科エビネ属
学名 Calanthe triplicata

性状
多年草
葉の分類
根生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

17.07.06新宿御苑温室

草花解説

草丈は40 - 80 cm。葉は3 -6個ついて、狭長楕円形または倒卵状形長楕円形で、長さ20 - 50 cm、幅 8 - 15 cm、急鋭尖頭、基部には短い柄がある。花期は7-10月、花茎の上部に密な笠状の総状花序を作り、20 -40個密に白色ないし帯紫紅色の花をつける。苞は狭卵形、長さ 20 mm、幅 8 - 10 mm、鋭頭。萼片は倒卵形で開出し、長さ12-15mm。側花弁は萼片と同長ですこし幅が狭い。唇弁は萼片より長く、基部から3裂し、中裂片はさらに2裂し、大の字形になる。唇弁基部の中央に黄色の短い3条の突起がある。距は長さ2-4cmで先は反曲する。

17.07.06新宿御苑温室

17.07.06新宿御苑温室

17.07.06新宿御苑温室

17.07.06新宿御苑温室

補足