アベマキ(棈)

別名 コルククヌギ
科属  ブナ科コナラ属
学名 Quercus variabilis

生活型
落葉高木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

09.07.25新宿御苑

樹木解説

高さは20mくらいになる。樹皮は灰黒色で厚く、コルク層が発達し、縦に不規則に割れる。葉は長さ7-15cmの卵状長楕円形で裏面は白く、鋸歯は針状。4-5月、長さ3-6cmの雄花序を垂らし、上部に雌花を1個つける。堅果は翌年の秋に成熟し、長さ1.5-2.5cmの球状で、線形の総苞片が密生する殻斗がある。殻斗だけでクヌギと見分けることは難かしいが、クヌギと比べ、樹皮のコルク質がより発達し、葉がやや幅広であるものが多く、裏が白っぽい。

09.07.25新宿御苑

09.07.25新宿御苑

09.07.25新宿御苑

09.07.25新宿御苑

10.04.18新宿御苑

10.04.18新宿御苑

補足

 

クリ

クヌギ

アベマキ

科属

ブナ科クリ属

ブナ科コナラ属

ブナ科クコナラ属
樹高

15-17m

15-17m

15-17m
葉列 2列に並んで互生 らせん状に互生
らせん状に互生
葉縁 長さ2-3mmの柔らかい針状の鋸歯があり、先端まで葉肉があって緑色 葉縁には波状の鋸歯があり、長さ2-3mmの針になり、針の先端は茶色 葉縁には浅い波状の鋸歯があり、長さ2-3㎜の針となり、針の先端は茶色
葉裏 淡緑色で小さな腺点が多数あり、葉脈上に微毛が密生 淡緑色で、黄褐色の毛があるが、のち葉脈上に残る 灰白色で星状毛が密生