樹木解説
高さは15mくらいになる。樹皮は灰色で厚く、縦に不規則な裂け目がある。葉は互生し、長さ7-15cm倒楕円状披針形で、ふちには針状の鋸歯がある。4-5月、本年枝の下部から黄褐色で長さ7-8cmの雄花序を垂らし、上部の葉腋に1-3個雌花序をつける。堅果は翌年秋に成熟し、直径約2cmで、下半部は椀形の殻斗に包まれる。
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補足
クリ |
クヌギ |
アベマキ | |
科属 |
ブナ科クリ属 |
ブナ科コナラ属 |
ブナ科クコナラ属 |
樹高 | 15-17m |
15-17m |
15-17m |
葉列 | 2列に並んで互生 | らせん状に互生 |
らせん状に互生 |
葉縁 | 長さ2-3mmの柔らかい針状の鋸歯があり、先端まで葉肉があって緑色 | 葉縁には波状の鋸歯があり、長さ2-3mmの針になり、針の先端は茶色 | 葉縁には浅い波状の鋸歯があり、長さ2-3㎜の針となり、針の先端は茶色 |
葉裏 | 淡緑色で小さな腺点が多数あり、葉脈上に微毛が密生 | 淡緑色で、黄褐色の毛があるが、のち葉脈上に残る | 灰白色で星状毛が密生 |
小説の木々
建物は築二十五年の木造平屋という古い物件でしたが、白い壁と緑の屋根、イギリスの片田舎にありそうな可愛らいい外観を、私はとても気に入っていました。山の麓、くぬぎの木が生い茂る雑木林の斜面を背にした高台にあり、沈む夕日に染まる町を見渡せる、というすばらしいロケーションも。ささやかな庭の花壇には、バラやユリ、パンジーやマリーゴールドなど、季節の花を植えました。(「母性」湊かなえ)