チャノキ(茶の木)

別名 
科属 ツバキ科ツバキ属
学名 Camellia sinernsis

生活型
常緑低木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形


08.11.13五反田

樹木解説

高さは7-8mになる。葉は互生し、長さ4-10cmの長楕円形で先は鋭くとがり、ふちには細鋸歯がある。やや革質で表面は光沢がある。10-11月、直径約2.5cmの白い5弁の花を下向きに開く。さく果は直径約2cmの扁球形で、熟すと3裂して暗褐色の種子を3個出す。

15.06.20東京都薬用植物園

15.06.20東京都薬用植物園

09.10.17林試の森公園

10.08.02上福岡

小説の木々

「私はお茶の花が大好きです。秋になると白くて小さい、椿みたいな花が咲くんですよ。」・・・まずは一口、煎茶を飲む。脳裏に浮かんだのは、先代が好きだと書いていた、お茶の花の姿だった。その煎茶は、まるで花のような味がしたのだ。ほんのりと甘くて、角のない丸い味だった。(「キラキラ共和国」小川糸)