樹木解説
葉は互生し、長さ4-9cmの奇数羽状複葉で、小葉は2〜4対ある。頂小葉と側小葉はほぼ同じ大きさ。小葉は長さ1-2cmの楕円形または広倒卵形で、ふちには粗い鋸歯がある。両面とも無毛で表面は濃緑色で光沢があり、裏面は淡緑色。托葉は緑色で下部が葉柄と合着し、ふちに先端が腺になった鋸歯がある。花期は6-7月、枝先に芳香のある白い花が数個集まってつく。花は直径3-3.5cm、花弁は5個、雄しべは多数。果実は萼筒が肥大した偽果で、先端に花柱や萼片の一部が残る。直径6-8mmの卵球形で、10〜11月に赤く熟す。偽果のなかに入っているそう果は、長さ4〜5mm。
09.06.05上福岡 |
09.06.07神代植物園 |
09.06.05上福岡 |
09.06.07神代植物園 |
09.06.05上福岡 |
09.06.07神代植物園 |
10.06.19赤塚植物園 |
13.11.29赤塚植物園 |