樹木解説
高さは4から10mになり、葉は枝先に輪生状に集まって互生し、長さ15から20cmの狭長楕円形で、先端は尖り、ふちは全縁。革質で表面は深緑色。裏面は白っぽい。側脈は16~19対。葉柄は紅色を帯びることが多い。5~6月、前年枝の葉腋から長さ4~8cmの総状花序を出し、花弁も萼片もない小さな花をつける。雌雄異株で、雄花には雄しべが7~8個あり雌しべはない。雌花には退化した雄しべが7~8個あり、子房は卵形で、花柱は2深裂して反り返る。果実は核果で長さ8~9mmの楕円状球形、10~11月に藍黒色に熟す。若葉がのびて、古い葉が落ちるので譲葉の名がある。
08.12.06森林公園 |
10.03.04昭和記念公園 |
13.04.16筑波実験植物園雄花 |
14.11.13東京都薬用植物園 |