キハダ(黄蘗、黄膚)

別名 
科属 ミカン科キハダ属
学名 Phellodendron amurense

性状
落葉高木
葉の分類
対生、複葉、1回羽状複葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形


14.05.14森林公園

樹木解説

高さは25mになる。樹皮はコルク層が発達し、縦に浅く裂ける。内樹皮は鮮黄色。葉は対生し、長さ20-45cmの奇数羽状複葉。小葉は2-6対あり、長さ5-10cmの長楕円形で主脈に白い毛があり、裏面は帯白色。5-7月、枝先に円錐花序をだし、黄緑色の小さな花を多数つける。花序の軸には褐色の短毛が密生する。雌雄異株。花弁と薄片は5個あり、萼片は小さい。雄花には花弁より長い雄しべが5個と退化した雌しべがある。雌花には退化した雄しべと雌しべが1個ある。果実は核果で直径約1cmの球形で、10月頃黒く熟す。

11.01.29筑波実験植物園

14.05.14森林公園

10.05.12神代植物公園

10.05.22森林公園

補足