ミツデカエデ(三手楓)

別名
科属 カエデ科カエデ属
学名 Acer cissifolium

性状
落葉高木
葉の分類
対生、複葉、三出複葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形


12.04.20神代植物公園

樹木解説

カエデ類のうち複葉の葉を持つのは、このミツデカエデとメグスリノキのみ。ミツデカエデの葉柄は長く小葉の長さと同じくらいであるのに対して、メグスリノキの葉柄は小葉の半分ほどで短かく小葉には鋸歯がある。
高さは10-15mになる。樹皮は帯褐灰色でなめらか。葉は三出複葉で対生する。小葉は4-8cmの卵状楕円形で、ふちには粗い鋸歯がある。裏面の脈上にはまばらに白い毛がある。4-5月、長さ4-15cmの総状花序を垂らし、黄色の小さな花を多数開く。花弁と萼片は4個。雄花の雄しべは4-5個。雌花に雄しべはない。果序は長さ10-20cmで下垂する。翼果は長さ2.5-3cmで余り開かない。

10.04.28神代植物公園

10.04.28神代植物公園

12.04.20神代植物公園

13.09.23神代植物公園

補足