樹木解説
樹皮を剥ぎ取り水につけたものを臼でついてゴム状の鳥もちを作るところからモチノキという。高さは25mにもなる。葉は互生し、長さ4-9cmの倒卵状楕円形で革質。4月頃、葉腋に黄緑色の小さな花を密に付ける。雌雄異株。花弁と萼片は4個で、雄花には雄しべが4個、雌花には雌しべが1個、退化した雄しべが4個ある。果実は直径約1cmの球形で赤く熟す。
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小説の木々
崖の上にモチノキが何本か生えている。塩分に強いモチノキは勢いよく海の上にも枝を伸ばしていて、ちょうどボートの上に影が落ちてくる。心地よい揺れに身をまかせて、加賀氏の釣りが終わるのを待っている。(「愚者の毒」宇佐美まこと)