スイフヨウ(酔芙蓉)

別名 
科属 アオイ科フヨウ属
学名 Hibiscus mutabilis f. versicolor

性状
落葉低木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みあり、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形


09.08.23上福岡

樹木解説

フヨウの園芸種。高さは2-3mになる。8-9月、枝先の葉腋に直径7-8cmの八重の花が咲く。朝は白で午後は淡紅色、夕方から夜にかけて紅色に変わり翌朝にはしぼむ。花弁は20-25個ある。

09.06.19小石川植物園

09.06.19小石川植物園

09.07.11森林公園

09.08.23上福岡

09.08.23上福岡

10.09.22神代植物公園

13.10.18小石川植物園

13.10.18小石川植物園

小説の木々

裏庭の酔芙蓉はもう萎んでいる。夏の終わりに咲く酔芙蓉は一日花だ。朝開いて夜のは萎む。面白いのはその間に色を変えることだ。昼には薄紅色になり、夕方に濃い赤になる。俺と朱里の夏休みの自由研究は、毎年「酔芙蓉の観察」だ。(「紅蓮の雪」遠田潤子)