シナレンギョウ(支那連翹)

別名 
科属 モクセイ科レンギョウ属
学名 Forsythia viridissima

性状
落葉低木
葉の分類
対生、単葉、複葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考:葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹の咲く花(山と渓谷社)

樹形


16.03.21花と緑の振興センター

樹木解説

高さは2-3mで、幹は株立ちとなり直立する。葉は対生し、長さ3.5-11cm、幅1-3cmの楕円形または披針形、まれに倒卵形。葉先は鋭くとがり、基部はくさび形で3本の主脈が出る。上部の縁に鋸歯があるが、全縁のものもある。葉の表は緑色で光沢があり脈がへこむ。裏は淡緑色。表裏とも無毛。4月、葉の展開と同時に黄色い花が下向きに咲く。花冠は直径約2.5cmで4裂し裂片は幅5mmほどでレンギョウより細い。果実は蒴果で長さ1.5-1.7cmの先のとがった三角状広卵形。種子は長さ約5mmで翼はない。

16.03.26小石川植物園

10.04.14神代植物公園

10.03.26神代植物公園

09.11.07神代植物公園

補足

 

レンギョウ

シナレンギョウ

チョウセンレンギョウ

花弁 直径2.5cm、花冠は4深裂、裂片は幅7-10mmの倒卵状楕円 直径2.5cm、花冠は4裂、裂片は細く幅5mm  直径3cm、花冠は4深裂

葉の展開前に開花

対生、葉身は長さ4-8cm、幅3-5cm、先は尖り基部は円形、粗い鋸歯がある

葉の展開と同時に開花

対生、葉身は長さ6-10cm、幅1-3cm、長楕円形(中央より先の方が幅が広い)、上半部に鋸歯(全縁のものもある)

葉の展開前に開花

対生、葉身は長さ5-10cm、幅1.7-3cm、卵形(中央より下部が幅広い傾向)、シナレンギョウより葉幅は広く、鋭い鋸歯がある 

芽の出る部分以外が中空

芽の出る部分を含み細かい梯子状の髄

芽の出る部分以外に細かい梯子状の髄

樹形

株立ち、枝はよく延びて下垂し地面につくと発根

枝は株立ちで直立

枝は弓なりに長く伸びる

 その他

若枝の葉はしばしば3出状に分裂


若枝の葉はしばしば3出状に分裂、もっとも花色が濃い、