樹木解説
4月上旬と10-12月年2回花が咲く。ジュウガツザクラ、コブクザクラ、シキザクラは年に二度開花する。また、フユザクラは冬季から3月まで咲いている。シキザクラの萼筒は細く一重、フユザクラは萼筒が紅色で太めで花は一重、ジュウガツザクラは萼筒が紅色で八重、コブクザクラは萼筒が漏斗型で八重といった特徴がある。
樹皮は暗灰褐色。若枝、成葉、葉柄などに毛がある。葉は互生し、長さ4-10cmの倒披針形で質はやや厚い。先端は長く鋭く尖り、基部はくさび形でふちには先端が芒状の重鋸歯がある。花は白、淡紅色、濃紅色で、3-5個が散形状または散房状に咲く。花は直径1.5-3.5cm、花弁は楕円形または卵形で5-15個、ときに16-18個のものもある。雄しべは50-60個、雌しべは1個で雄しべよりやや長い。萼筒は長さ7-8mmでふくらみ、無毛もしくは少し毛がある。
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樹名:子福桜(コブクザクラ) |
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樹名:四季桜(シキザクラ) |
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樹名:冬桜(フユザクラ) |
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樹名:思川(オモイガワ) |
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補足