セイヨウベニカナメモチ(西洋紅要黐)

別名 レッドロビン
科属 バラ科カナメモチ
学名 Photinia×fraseri 'RedRobin'

性状
常緑小高木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

19.04.11花と緑の振興センター

樹木解説

:要黐(カナメモチ)と大要黐(オオカナメモチ)の種間交雑種。高さは1-2m。葉はカナメモチよりやや大きく、新葉の赤色も強く、互生し、楕円形で長さは10cmくらい。 葉の先は尖り、縁には鋸歯があるり、 葉の質は革質で艶がある。花は茎先に円錐花序を出し、白い小さな5弁花をたくさんつける。カナメモチとよく似ているが、カナメモチの葉柄には鋸歯の痕跡(茶色の点に見える)が残るが、レッドロビンには無いことで区別できる。

10.04.09昭和記念公園

15.04.06花と緑の振興センター

10.04.09昭和記念公園

12.05.16昭和記念公園

小説の木々

車道と歩道は、私の膝の高さほどの垣根できっちりと分断されていた。大きく一部分だけ、枝が折れて奇妙に窪んでいる。彼かバイクが、ここに飛び込んだのだろうか。この木って何だっけと小さく呟いたら、レッドロビンだと朱鷺が体を起こしながら言う。「街路樹の、定番だ。もうちょっとしたら白くて小さな花を咲かせる。なかなか可愛いんだぞ。「園芸部へようこそ」っていう漫画がその辺り詳しい。(「ぎょらん」町田そのこ)