タカトウコヒガンザクラ

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タカトウコヒガンザクラ（高遠小彼岸桜）

別名　
科属　バラ科サクラ属
学名　 Cerasus×subhirtella (Miq.)Masam. & S.Suzuki 'Takato'

性状	落葉高木
葉の分類	互生、単葉、広葉、切込みなし、鋸歯あり
類似	コヒガンザクラ、エドヒガンザクラ
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木（柏書房）／日本の樹木（山と渓谷社）／樹に咲く花（山と渓谷社）

樹形

16.04.10長野県高遠

樹木解説

マメザクラまたはキンキマメザクラと、エドヒガンの交配種の一系で、ぱっと咲いてぱっと散る、花の期間の短い桜。ソメイヨシノに比べてやや小ぶりで色の濃い花を咲かせる。

12.04.06新宿御苑

16.03.26新宿御苑

12.04.06新宿御苑

12.04.06新宿御苑

補足

1990年4月、高遠町「国際さくらシンポジウム」で、日本花の会サクラ研究会会長で樹木分類の専門家だった故林弥栄（やさか）さんが基調講演で、高遠の桜特有の特徴を挙げ「これからは固有名詞にして『タカトオコヒガンザクラ』としたらいい」と提唱したのがきっかけとなった。

今から二千年、二千五百年前というと神代です。こんな樹齢の檜は現在では台湾にしかありません。実際に台湾の樹齢二千年以上という檜の原始林に入り、それほどの木が立ち並ぶ姿を目にすると、檜ではなく神々の立ち並ぶ姿そのものという感じがして、思わず頭を下げてしまいます。（「木のいのち木のこころ」西岡常一著）

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