草花解説
草丈は0.5-1.5m。茎は直立、斜上し、茎や葉の両面など全体にまばらに毛がある。葉は互生し、奇数羽状複葉。小葉は5-7個つき、長さ3-10㎝の長楕円形、先が尖り、基部は楔形。葉脈は葉の縁まで届く。葉柄は長さ4-6㎝。花期は8-9月、茎頂と上部の葉腋に総状花序を出し、蝶形花を多数つける。長い花序は40㎝ほどになる。花は淡紅紫色、花冠は長さ7-8㎜。花柄は長さ4-6㎜、果時には6-11㎜になる。果実は小節果が1-2個で、くびれが深く、熟すと関節で切れ、1個ずつバラバラになって落ちる。
20.09.09神代植物公園 |
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補足
フジカンゾウ | ヌスビトハギ | アレチヌスビトハギ | |
花期 | 8-9月 | 7-9月 | 7-9月 |
花 | 7-8mm | 3-4mm | 6-9mm |
葉 | 奇数羽状複葉 葉脈が縁まで届く |
三出複葉、葉の幅が広い 葉脈が縁まで届く |
三出複葉、葉の幅が狭い |