オランダミミナグサ(阿蘭陀耳菜草)

別名 
科属 ナデシコ科ミミナグサ属
学名 Cerastium glomeratum 

性状
多年草
葉の分類
対生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

20.03.11東京都薬用植物園

草花解説

茎は直立〜斜上し株になって高さ10-30cm。腺毛が多く、いくらか粘った感じがする。葉は対生し、やや淡緑色、一般に幅が広い。花柄は萼片と同長かまたは短い。花期は3-5月、茎が上に向けて二叉分枝し、先端に白い集散花序をつける。花弁の先は2裂しているが、開いていることが少ない。よく似たミミナグサは花柄が萼片より長く、萼片と花弁の長さがほとんど同じで、花が閉じたとき花弁が隠れる。

19.04.06上福岡

19.04.06上福岡

19.04.06上福岡

20.03.11東京都薬用植物園

補足

 

ミミナグサ

オランダミミナグサ

備考

種別 在来種、近年減少 外来種、近年はびこっている  
花弁

やや広くまばら咲く

細長い、密集して咲く

 
萼、茎色

暗紫色

緑色

 
特徴1

花柄が萼片より長い

花柄が萼片より短い、花が茎に接しているように見える

 見分けるポイント

特徴2

萼片と花弁の長さが同じで花が閉じたとき花弁が隠れる

萼片のほうが短いので花が閉じたとき花弁がはみ出る