ノミノツヅリ(蚤の綴り)
別名
科属 ナデシコ科ノミノツヅリ属
学名 Arenaria serpyllifolia
性状
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越年草
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葉の分類
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対生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯なし
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類似
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備考
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参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)
草形
20.04.03上福岡
草花解説
高さは5-25cm。立ち上がる茎もたびたび分枝する。茎には節があってそれぞれに葉を対生する。茎は細いが堅く、細かな下向きの毛がある。葉は葉柄がなく、広卵形から長卵形で、長さ3-7mm、幅は1-5mm。先端は尖り、表面には毛がある。花期は3-6月、個々の花は葉腋に単独で生じるが、枝先に多数ついて全体としては集散花序のように見える。花は長い柄があって斜め上に伸び、上を向いて五枚の萼と花弁を大きく開く。萼片は長卵形で先端が鋭く尖り、長さ3-4mm、花弁は倒卵形で先が丸く、白で萼片より多少短い。果実は卵形で長さ3mm、六つに裂けて種子を散布する。
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