ヒメハギ(姫萩)

別名 
科属 ヒメハギ科 ヒメハギ属
学名 Polygala japonica

性状
常緑多年草
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形/草形

23.04.01香川県女木島

草花解説

硬い茎が基部で分枝して地を這い、上部が斜上して高さは10-30cmになる。葉は互生し、葉身は長さ1-3cm、幅0.3-1.5cm、卵形、楕円形、広披針形で、先は鈍形で短い突起があり、基部は円く、縁は全縁。葉柄はごく短い。花期は4-7月、花は紫色で、葉腋の上方か葉に対生して、長さ1-3cmの総状花序をだす。萼片は5個あり、2個の側萼片は初め紫色で長さ5-7mmの花弁状であるが、花後10mm前後に増大して緑色に変わり、他の萼片は側萼片の半分の長さになる。花弁は3個あり、基部は合着し長さ6-7mm、下側の1個は先端が細裂する房状の付属体がある。雄蘂は8個で花弁が樋状になった場所にあり、葯は黄色。果実は扁平な心円形の蒴果となり、径7-8mmになり翼がある。種子は黒褐色で長さ2.5mmになる。

23.04.01香川県女木島

23.04.01香川県女木島

23.04.01香川県女木島

23.04.01香川県女木島

補足