クルマバナ(車花)
別名
科属 シソ科トウバナ属
学名 Clinopodium chinense ssp. grandiflorum
性状
|
多年草
|
---|---|
葉の分類
|
対生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
|
類似
|
|
備考
|
「クルマソウ」とは別種
|
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)
草形
19.07.17東京都薬用植物園
草花解説
高さは20-80cmになる。葉は対生し、葉身は卵形から狭卵形で、長さ2-4cm、幅1-2.5cm、葉先は鋭頭で基部はまるく、5-15mmになる葉柄があり、縁に鋸歯がある。花期は8-9月。茎先に花穂をつけ、数段離れて車状に仮輪をつける。仮輪の下につく小苞は線形で、小花柄より長く長さ5-8mmになる。萼は筒状2唇形で、長さ6-8mmになり、紅紫色を帯びることが多く、上唇は3裂、下唇は2裂し、裂片は細長くとがる。花冠は紅紫色で、長さ6-10mm、上唇は小型で浅く2裂し、下唇は大型で深く3裂し、花冠内側に赤い斑点がある。雄蕊は4個のうち下側の2個は少し長い。果実は4個の分果で、やや扁平な球形になり、長さは約1mmになる。
|
|
|
|