ヤブレガサ(破れ傘)

別名 
科属 キク科ヤブレガサ属
学名 Syneilesis palmata

性状
多年草
葉の分類
互生、複葉、掌状複葉、切れ込みあり、鋸歯あり
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

20.03.26神代植物公園

草花解説

高さは70-120cmになる。根出葉は1枚。茎葉は2-3枚で互生し、下方の葉は長い葉柄を持ち、葉柄の基部は茎を完全にとり巻く。葉身は円形で、径35-39cm、ときに50cmになり、7-9個の裂片に掌状深裂する。各裂片はしばしば2中裂し、その幅は2-4cmになり、縁に不ぞろいな鋭鋸歯がある。花期は7-9月、茎の先に円錐花序に白色から淡紅色の頭花をつける。総苞は長さ9-10mmの筒状、総苞片は5個。頭花は7-13個の小花からなり、すべて両性の筒状花。小花の花冠は5裂し、花柱の先は2つに分かれ反り返る。

17.06.15小石川植物園

17.06.15小石川植物園

20.03.26神代植物公園

16.06.11東京都薬用植物園

補足