セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草)

別名 クレオメ
科属 フウチョウソウ科セイヨウフウチョウソウ属
学名 Tarenaya hassleriana

性状
一年草
葉の分類
互生、複葉、掌状複葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

19.07.09上福岡

草花解説

茎は真っ直ぐに立ち上がり、高さ80-100cmに達する。茎や葉柄には一面に腺毛がある。葉は互生し、長い柄があり、葉身は5-7個の小葉からなる掌状複葉。小葉には柄がなく、長楕円状披針形で長さ10cmほどで縁は滑らか。また葉柄の基部に托葉が棘状になったものが出る。花期は、茎の先端部分に総状花序をつける。花茎の基部には単葉の苞葉がある。萼片は線形で4個。花弁は4枚で、広がった部分は倒卵形で、その基部に柄のような細くなった爪がある。花弁の色は桃色か白で、下から順々に咲く。雄蘂も4本で、これが長く突き出る。10cmにもなる柄の先に細長い蒴果が着き、果実そのものの長さも5-7cmに達する。実は熟すと果皮が2つに裂け、種子を飛散させる。

19.07.09上福岡

19.07.09上福岡

19.07.09上福岡

19.07.09上福岡

補足