テイカカズラ(定家葛)

別名
科属 キョウチクトウ科テイカカズラ属
学名 Trachelospermun asiaticum

性状
常緑つる
葉の分類
対生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
ケテイカカズラ(未登録)、 サネカズラ ニシキカズラ
備考
花筒は太い部分と細い部分からなり、赤色を帯びている細い部分がその上に続く太い部分よりもはるかに長い。この点によりケテイカカズラと区別できる。

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

09.05.12白金台

樹木解説

茎は長く伸び、付着根を出して木や岩をよじ登る。太い茎は直径8cmにもなる。葉は対生し、長さ3-7cmの楕円形または狭楕円形で、ふちは全縁。革質で光沢がある。5-6月、枝先や上部の葉腋かのまばらな集散花序をだし、直径2-3cmの芳香のある花をつける。はじめ白色でのちに淡黄色になる。花冠は長さ7-8mmの筒状で、上半部がややふくれて5裂し、裂片はスクリュー状にねじれて平開する。雄しべは5個、葯は黄色。果実は長さ15-25cmの線形の袋果で、熟すと縦に裂け種子を多数飛ばす。種子は線形で先端に長さ約3cmの白い冠毛がある。

15.06.16小石川

15.06.20上福岡

10.05.19分倍河原

12.06.17上福岡ピンクの品種

補足