マルバヤナギ(円葉柳)

別名 アカメヤナギ
科属 ヤナギ科ヤナギ属
学名 Salix chaenomeloides

性状
落葉高木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
生花で花材として使う フリソデヤナギ をアカメヤナギともいう。他の柳にも「マルバヤナギ」の名称を使うものがある。

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形


13.04.16筑波実験植物園

樹木解説

日本のヤナギ属のなかではもっとも花期が遅く、葉の展開とともに花が咲く。托葉は大きい、遅くまで残るが托葉が見られない場合もある。広楕円形の葉、第1側脈は平行して乱れない。
高さは10-20m、樹皮は灰褐色で縦裂する。枝は灰褐色で無毛。葉は互生し、葉身は楕円形で長さ5-15cm。葉柄は長さ1-1.8cm、基部には円形で目立つ托葉がある。葉先は鋭形、葉の基部は鋭形または円形。表面は緑色、裏は粉白色で無毛。若葉は赤みを帯びる。葉縁には先端が腺になった鋸歯がある。

09.09.21上福岡

10.07.01上福岡

10.07.01上福岡

09.09.21上福岡

13.04.16筑波実験植物園

13.04.16筑波実験植物園

補足