オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子)

別名 
科属 カバノキ科ハンノキ属
学名 Alnus sieboldiana

性状
落葉小高木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

11.04.02小石川植物園

樹木解説

高さは5-10mになる。枝は灰褐色。葉は互生し、長さ6-12cmの卵形または三角状卵形。葉縁は細かく鋭い重鋸歯、側脈は12~16対。雄花序は無柄で長さ4-5cm、やや太くて弓形に曲がり前年の葉腋から1個ずつ垂れ下がる。雌花序は雄花序より上につく。果穂は長さ2-2.5cmfの広楕円形で斜上する。

10.08.19東京都薬用植物園

10.02.14小石川植物園

09.12.08林試の森公園

09.03.29京都

10.04.10昭和薬科大

10.04.10昭和薬科大

11.04.02小石川植物園

11.04.02小石川植物園

補足

 

ヤシャブシ

オオバヤシャブシ ヒメヤシャブシ

葉身4-10cm、幅2-5cm、狭卵形、先端は鋭く尖る

葉身6-12cm、幅3-6cm、長卵形、先端は鋭く尖る 葉身5-10cm、幅2-4cm、狭卵状披針形 、先端は細長く尖る
基部 円形または鈍形 円形 円形 
葉縁

不揃いの重鋸歯

細かく鋭い重鋸歯

細かい重鋸歯

側脈

13-17対

12-16対

20-26対

葉柄

1cm内外

1-2cm

3-8mm

花期

3-4月、葉の展開より前 

3-4月、葉の展開と同時 3-5月、葉の展開と同時 
雄花

尾、弓状に枝先垂れ下がり

尾、弓状に葉腋垂れ下がり

尾状枝先に1-3個垂れ下がり

雌花 雄花序下部に1,2個直立 雄花序上部に1個 雄花序下部に3-6個