ニンジンボク(人参木)

別名
科属 クマツヅラ科ハマゴウ属
学名 Vitex cannabifolia

性状
落葉低木
葉の分類
対生、複葉、掌状複葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考:葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹の咲く花(山と渓谷社)

樹形

10.08.19東京都薬用植物園

樹木解説

葉は細長い3-5枚の小葉からなる掌状複葉。7-8月ごろ、淡紫色の唇形の小花を多数つける。セイヨウニンジンボクは全縁、ニンジンボクは粗い鋸歯があるがあるがまれに目立たない。葉身はセイヨウニンジンボクに比べ太い、その分葉脈が横向きに広がる。セイヨウニンジンボクは掌状複葉で小葉が5-7個、ニンジンボクは3-5個。

15.07.10小石川植物園

15.06.20東京都薬用植物園

10.08.19東京都薬用植物園

10.08.19東京都薬用植物園

補足

 

ニンジンボク

セイヨウニンジンボク

タイワンニンジンボク

掌状複葉(小葉3-5枚)、荒い鋸歯(希になし)、頂小葉は長さ5-12cm、幅1.5-4cmの広披針形

掌状複葉(小葉5-7枚)、葉縁は全縁、ニンジンボクに比べ葉身が細い、頂小葉は5-10cmの広披針形

 掌状複葉(小葉3-5枚)、葉縁は全縁(わずかに鋸歯)、楕円状卵形または披針形
葉色

葉表は無毛で緑、葉裏は全体に短毛が散生、脈上に密生し淡緑色

葉表は緑、葉裏は白色の短い毛が生え灰白色

葉裏は灰白色の短い伏毛が密生

花期

7-8月

7-9月

7-8月

性状

高さ1-3m、落葉低木

高さ2-3m、落葉低木

落葉低木

 その他