マルバウツギ(丸葉空木)

別名 ツクシウツギ
科属 ユキノシタ科ウツギ属
学名 Deutzia scabra

性状
落葉低木
葉の分類
対生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

14.05.17川口グリーンセンター

樹木解説

高さは1.5mになる。若枝は紫褐色で星状毛が密生する。樹皮は短冊状にはがれ灰褐色になる。葉は対生し、長さ4-7cmの卵円形で、基部は円形または浅い心形。ふちには鋸歯があり、両面の星状毛がある。5月、円錐花序に直径約1cmの白い花を多数付ける。花弁は5個、雄しべは10個で花糸には角がない。さく果には星状毛が密生する。

14.05.03小石川植物園

23.05.11小石川植物園

14.05.17川口グリーンセンター

14.05.03小石川植物園

補足

 

ウツギ

ヒメウツギ

マルバウツギ

雄蕊の

花糸翼

ウツギはほぼ四角 翼の上端が角(ツノ)のように突き出している  マルバウツギではなで肩
若い枝や葉の付け根の毛

星状毛が密生して、やや褐色を帯びている

無毛

星状毛が密生して、やや褐色を帯びている 

卵状長楕円、卵状披針形、表面は星状毛が多くざらつく

ウツギより葉が細く長いのが特徴、両面に星状毛が散生(少ない)

卵円形、卵形、両面に星状毛がある