アマミヒイラギモチ(奄美柊黐)

別名
科属 モチノキ科モチノキ属
学名 Ilex dimorphophylla

性状
常緑低木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形


08.10.29五反田

樹木解説

高さは2-4mになる。樹皮は灰白色でなめらかで、小さな皮目が目立つ。葉は互生、倒卵状楕円形で革質。若木の葉身は長さ1.5-3cm、形は楕円形で、先端は刺となって鋭くとがり、縁には2-4対の先が刺になる鋸歯がある。成木の葉身は革質で、長さ1-2cm、幅0.8-1.5cm、形は倒卵形または楕円状円形で、先端は円く、縁は全縁、表面、裏面とも無毛。成木の葉には長さ2-3mmになる葉柄がある。雌雄異株。5月、前年枝の葉腋にあるごく短い短枝に1-3個の花をつける。萼片は4個で、ごく小さい広卵形。花弁は緑白色で4個あり、広楕円形で長さ約1.5mmになる。花柄は長さ3-4mmあり、鱗片状の小さい苞葉がある。11-12月、果実は核果で、直径約6 mmの球状で赤色に熟し、4個の種子がある。果柄は長さ約5mmになる。

17.06.03新宿御苑温室

13.02.01新宿御苑温室

13.02.01新宿御苑温室

17.06.03新宿御苑温室

補足