カミヤツデ(紙八手)

別名 ツウソウ、ツウダツボク
科属 ウコギ科カミヤツデ
学名 Tetrapanax papyriferus

性状
常緑低木
葉の分類
互生、複葉、掌状複葉、切れ込みあり、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

21.11.30観音崎

樹木解説

高さは2~6mになる。葉は70cmほどの大形で、幹の上部に密に互生。葉裏に白い綿毛がある。葉は7裂し、先が浅く2裂する。葉はヤツデと同様に大柄な掌状深裂の形だが、葉質は遙かに薄く、つやがない。枝先に円錐花序をだし黄緑白色の 小さな花を多数つける。花期は11~12月頃で、普通のヤツデと同様に淡黄白色の丸い小花の塊があり、その塊の集団が円錐形になる。花は小さく帯黄白色で4弁があり、古い茎の先に散形花序を総状につけた大きい花序を作って咲く。 日本では多くは寒さのため、冬に地上部は枯れる。

12.03.22高知県土佐清水市

12.03.22高知県土佐清水市

12.03.22高知県土佐清水市

21.11.30観音崎

補足