ハマカンゾウ(浜萓草)

別名 
科属 ユリ科ワスレグサ属
学名 Hemerocallis littorea

性状
多年生
葉の分類
互生、単葉、剣形、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

22.09.29神代植物公園

草花解説

高さ50~90センチになる。 葉は根際から生える葉は幅の広い線形で艶がある。 茎先に3輪から6輪の花を上向きにつける。濃いオレンジ色をした一日花で、朝開いて夕方にはしぼむ。花被片は6枚である。花の後にできる実は蒴果である。 野萓草(ノカンゾウ)とよく似ているが、葉が厚く、冬期も枯れないで残る。

13.09.10小石川植物園

13.09.10小石川植物園

13.09.10小石川植物園

22.09.29神代植物公園

小説の草花

岬の森を通り抜け、ユリに似たハマカンゾウのオレンジ色の花が咲いている逢瀬崎の浜にようやく出ると、小さな入り江になっている場所を選んで、その近くに文哉は荷物を置いた。「海の見える家それから(はらだみずき)」