ヒメムカシヨモギ(姫昔蓬)

別名 
科属 キク科ムカシヨモギ属
学名 Erigeron canadensis

性状
越年草
葉の分類
互生、単葉、線形、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

19.09.03小石川植物園

草花解説

草丈は1-2mになる。根生葉はへら形、茎葉は長さ7-10cm、幅0.5-1.5cmの線形で、茎を取り巻くように密に互生する。ふちにはまばらに鋸歯がある。両面とも粗毛があり、ふちには長い毛がある。花期は8-10月、茎の上部に小さな頭花を円錐状に多数つける。頭花は直径約3mm。筒状花のまわりに白い舌状花が多数並ぶ。舌状部は小さいが、はっきり見える。総苞は筒形。総苞片は淡緑色の線形で、3-5列に並ぶ。そう果は長さ約1mm。冠毛は淡褐色で長さ約2.5mm。

20.07.13上福岡

20.07.13上福岡

20.07.13上福岡

19.09.03小石川植物園

補足

 

アレチノギク

オオアレチノギク

ヒムカシヨモギ

花期 4-6月 7-10月  8-10月
草丈

30-50cm

1.5-2m

1-2m

花序

30-50cmで主幹は伸びず凹型(又状)

円錐型

円錐型

樽型の頭状花

細めの徳利型の頭状花、径3-4mm

俵型の頭状花、径2-3mm

舌状花

多数あるが小さく目立たない

舌状部が小さく、総苞に隠れてほとんど目立たない

白い舌状花が多数並ぶ。舌状部は小さいが、はっきり見える

根生葉は羽状に裂け茎葉は鋸歯がほとんどなく線形

葉は厚くビロード状、根生葉は浅い鋸歯がある細長い倒披針形、茎葉は鋸歯がほとんどなく細長い披針形、灰緑色

葉は薄く触るとざらつく、黄緑色