マツカゼソウ(松風草)

別名 
科属 ミカン科マツカゼソウ属
学名 Boenninghausenia albiflora var. japonica

性状
多年草
葉の分類
互生、複葉、3回三出複葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

20.08.06神代植物公園

草花解説

草丈は50-80cmになる。葉は互生し、3回3出羽状複葉で、多数ある小葉は大きさが不ぞろいで、倒卵形から楕円形で、長さ10-25mmになる。小葉の先は円く、縁は全縁で、裏面は白色を帯びる。花期は8-10月、枝先に円錐状集散花序を出し、多数の白色の花をつける。萼は4個に裂け、萼片は長さ約1mmになる長楕円形。花弁は4個あり、長さ3-4mmの長楕円形になる。雄蕊は6-8個あり、長さは不ぞろいで、花弁より長い。果実は分離果で、長さ約3mmになる4個の卵形の分果に分かれ、腹面で裂開する。種子は暗褐色の腎形で長さ約1.5mmになる。

19.09.21神代植物公園

20.08.06神代植物公園

20.08.06神代植物公園

21.09.17神代植物公園

補足