リュウキンカ(立金花)

別名 
科属 キンポウゲ科リュウキンカ属
学名 Caltha palustris var. nipponica

性状
多年草
葉の分類
根生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

12.04.20東京都薬用植物園

草花解説

草丈は15-50cmになる。根出葉は長い葉柄をもって束生し、葉身は心円形から腎円形で、長さ、幅とも3-10cmになり、縁には低い鈍鋸歯を持つ。花期は5-7月。茎の先端および葉腋から長い花柄を伸ばし、径2.5-3cmの黄色い花をつける。花弁はなく、花弁に見えるのは萼片で、ふつう5枚、ときに6-7枚ある。雄蕊は多数あり、雌蕊は4-12個ある。果実は袋果となり、長さ1cmになる。

12.04.20東京都薬用植物園

12.04.20東京都薬用植物園

12.04.20東京都薬用植物園

12.04.20東京都薬用植物園

補足

 

キクザキリュウキンカ

ヒメリュウキンカ

リュウキンカ

学名 Ficaria ficarioides Ranunculus ficaria  Caltha palustris var. nipponica
草丈 30-40cm 10-15cm 15-50cm
花期 2-4月、4月下旬に枯れる 3-5月、夏に枯れる 5-7月、冬に枯れる
花弁数 8-9枚 8-9枚  5-7枚
花径 4cm(萼)

2-3cm(萼)

2-3cm(萼)

葉の鋸歯

鋸歯なし

鋸歯なし

 粗い鋸歯あり

葉の径

7-8cm

5cm

 3-10cm