ヒメカンスゲ(姫寒菅)

別名 
科属 カヤツリグサ科スゲ属
学名 Carex conica

性状
常緑多年草
葉の分類
根生、単葉、剣葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

20.03.11東京都薬用植物園

草花解説

花茎は高さは10-40cm、葉は堅くて細長く、幅は2-4mm、深緑でつやがある。花期は3-4月、先端の頂小穂は雄小穂で、黒褐色から褐色でやや太い楕円形。その下には互いに離れて数個の雌小穂が出る。その基部にある苞は鞘状で、先端部は針状にとがる。鞘は紫っぽく色づく例が多い。雌小穂は細長い線形で、下部のものははっきりした柄があり、斜め上に向いて出る。小花はややまばらにつく。果胞は倒卵状楕円形で先端は短い嘴となり、やや反り返る。

20.03.11東京都薬用植物園

20.03.11東京都薬用植物園

補足