スイバ(酸葉)

別名 
科属 タデ科 スイバ属
学名 Rumex acetosa

性状
多年草
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似、
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形/草形

23.04.11小石川植物園

草花解説

草丈は30-100cm、ふつう60 cm前後になる。茎は円柱形で赤紫色を帯び、直立する。上部につく葉は、短い柄があるか無柄で互生し、広披針形で付け根は矢尻型になり、基部は鞘状で茎を抱く。花期は5-8月、雌雄異株で、雄株は黄色っぽい淡紫色の小花、雌株は淡紅紫色の小花が穂状に咲く。茎の先に総状花序を円錐状に出して、直径3mmほどの小花がたくさんつく。花が終わると、雌株には団扇を連想させる小さな果実を多数つける。果実はピンク色を帯びていて、3個の翼状の萼がつく。
類似種に、高さが20-50 cmほどになるヒメスイバがあるが、根生葉は長い柄を持ち、葉身の基部が矢じり形である。ヒメスイバは根生葉の基部が左右に張り出した矛形になる

23.04.11小石川植物園

23.04.11小石川植物園

23.04.11小石川植物園

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補足