ハナショウブ(花菖蒲)

別名 
科属 アヤメ科アヤメ属
学名 Iris ensata var. ensata

性状
多年草
葉の分類
根生、単葉、剣形、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

10.06.12小石川植物園

草花解説

花茎は高さ0.7-1.2mで、葉に稜をつくって浮き出るのが特徴。葉は2列に互生し、6-7枚で、長さ0.6-1mの剣状である。葉脈の目立つ葉をしている。茎頂に2、3花をつける。3枚の萼片が大きく、花弁3枚も大きくなるのが普通であるが、弁数のより多い八重咲き、変わり咲きの品種もある。花期は6月上旬から下旬までと短かく、花のつけね部分が黄色であることが特徴。花径は15-25cm。花色は紫色を基本とし、白、桃、薄紅色などがあり、これに絞りや覆輪の入るものがある。

10.06.12小石川植物園

10.06.15神代植物公園

10.06.15神代植物公園

10.06.19成増

補足

  アヤメ カキツバタ ハナショウブ
花の色 紫まれに白 青紫のほか紫、白、紋など 紅紫、紫、絞、覆輪など
主脈不明瞭 主脈細小 主脈太い
花の特徴

網目模様外側の花びらに黄色い模様がある

外花被片に網目模様無し外花被片に白い斑紋が有る 外花被片に網目模様無し外花被片に黄色い斑紋が有る
適地

かわいた所に育つ

水中や湿った所に育つ 湿ったところに育つ
開花

5月上旬~中旬

5月中旬~下旬 6月上旬~下旬