ナンブトウヒレン(南部塔飛廉

別名 
科属 キク科トウヒレン
学名 Saussurea sugimurae

性状
多年草
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

22.08.19小石川植物園

草花解説

茎は直立し、または先端の頭花の重みでたわんで斜上し、高さは30-120cmになる。葉は互生し、茎の下部につく葉は草質で、葉身は卵形、狭卵形ときにほこ形になり、長さ10-18cm、先は尾状鋭突頭、基部は深い心形、円形から切形になる。縁に鋭い鋸歯がある。長さ10-25cmになる葉柄があり、明瞭な翼がある。花期は9-10月、頭状花序は散房状に2-9個、またはそれ以上が散房状に密集してつき、頭花の径は2cmになる。花柄は長さ1-2cmある。頭花は筒状花のみからなり、花冠の長さは12-14mm、色は紅紫色になる。果実は長さ4-5mmになる痩果で、象牙色で暗紫褐色の条がある。

22.08.19小石川植物園

22.08.19小石川植物園

22.08.19小石川植物園

22.08.19小石川植物園

補足