オナモミ(葈耳、巻耳

別名
科属 キク科オナモミ
学名 Xanthium strumarium

性状
多年草
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

23.08.23東京都薬用植物園

草花解説

草丈は0.2-1m内外で、葉とともに株全体に短毛が多くある。葉は長い柄があり、丸い卵状三角形で長さは6-15cm。縁には不揃いな粗い鋸歯があり、先端は尖っている。花期は8-10月、枝先に円錐花序を出し、黄緑色から黄色の頭状花を咲かせる。雌雄異花で、雄花は球状で枝の先の方につき、白みをおびる。雌花のほうは下部にあって、2本の突起がある緑色の壺状の総苞に囲まれ、先端にわずかに顔を出す。花が終わると、かたまって楕円形の実をつける。果苞は、長さ8-14mm 、幅は6 - 8 mmほどの大きさがあり、フットボール状の楕円形で、たくさんのかぎ状の棘をもっている。

23.08.23東京都薬用植物園

23.08.23東京都薬用植物園

23.08.23東京都薬用植物園

23.08.23東京都薬用植物園

補足