フクジュソウ(福寿草)

別名 
科属 キンポウゲ科フクジュソウ属
学名 Adonis amurensis

性状
多年草
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みあり、鋸歯なし
類似
備考
フクジュソウには、本種のフクジュソウと、ミチノクフクジュソウ、キタミフクジュソウ、シコクフクジュソウがある。本州で見掛けるのは、普通フクジュソウとミチノクフクジュソウである。
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

09.02.14小石川植物園

草花解説

草丈は10-25cm。葉は長柄があり、3-4回羽状に細裂する。花期は2-4月。地面から花茎を出して、その先端に径3-4cmほどの丸い花を1~数輪、真上に向いて咲く。花はゆるいお椀型、花弁は10-20個、花色は明るい黄色が基本で、その他に紅花や白花などの園芸品種がある。花後は切れ込みの入った羽状の葉を伸ばして生長し、夏前には枯れる。果実はそう果で倒卵形、長さ4-5mm。
ミチノクフクジュソウは、花弁の外側先端部が赤褐色で、萼の長さは花弁の1/2~1/3長と短く、萼片は5-6個と少ない。

18.03.10小石川植物園

18.03.10小石川植物園

09.02.14小石川植物園

09.02.14小石川植物園

11.03.03神代植物公園

11.03.03神代植物公園

11.03.03神代植物公園

11.03.03神代植物公園

補足