ハンノキ(楱の木)

別名 
科属 カバノキ科ハンノキ属
学名 Alnus japonica

性状
落葉高木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

出典: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)

樹形

11.02.13小石川植物園

樹木解説

低地の湿ったところによく生え、高さは20mになる。樹皮は紫褐色で不規則に浅く裂けてはがれる。若枝は灰褐色。葉は互生し、長さ5-13cmの長楕円状卵形で、基部は広いくさび形。縁には浅い鋸歯があり、裏面の主脈の基部に赤褐色の毛がある。葉柄は1.5-3.5cm。花は2-3月、葉の出る前に開く。雄花序は枝先に2-5個付き、開花時に長く尾状に垂れ下がり、黒褐紫色で長さ約4-7cm、葉柄があり、雄花は苞鱗の内側に2-3個付き、花被片と雄しべは4個。雌花序は雄花序の下部の葉腋に1-5個つく。雌花は紅紫色で花被はない。成熟すると長さ1.5-2cmの木質の果穂となり翌年の春まで残る堅果は長さ3-4.5cmの広楕円形で両側にごく狭い翼がある。

09.05.23小石川植物園

12.09.09森林公園

11.05.18小石川植物園

12.09.09森林公園

10.06.26森林公園

09.09.26赤塚植物園

13.02.01小石川植物園

13.02.01小石川植物園

補足