クリ(栗)

別名 シバグリ
科属  ブナ科クリ属
学名 Castannea crenata

性状
落葉中高木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

16.06.11狭山植物園

樹木解説

高さは15-20mになる。樹皮は淡褐黒色で縦に裂け目がある。葉は互生し、長さ7-15cmの狭長楕円形で、針状の鋸歯がある。6-7月、長さ10-15cmの雄花序をやや上向きにつける。雌花は緑色で雄花序の基部にかたまる。堅果は長さ刺のある殻斗に2-3個包まれる。

09.06.04上福岡

09.06.04上福岡

09.06.04上福岡雄花

10.06.12上福岡雌花

11.06.21上福岡

09.06.27上福岡

09.09.21上福岡

09.09.21上福岡

補足

 

クリ

クヌギ

アベマキ

科属

ブナ科クリ属

ブナ科コナラ属

ブナ科クコナラ属
樹高

15-17m

15-17m

15-17m
葉列 2列に並んで互生 らせん状に互生
らせん状に互生
葉縁 長さ2-3mmの柔らかい針状の鋸歯があり、先端まで葉肉があって緑色 葉縁には波状の鋸歯があり、長さ2-3mmの針になり、針の先端は茶色 葉縁には浅い波状の鋸歯があり、長さ2-3㎜の針となり、針の先端は茶色
葉裏 淡緑色で小さな腺点が多数あり、葉脈上に微毛が密生 淡緑色で、黄褐色の毛があるが、のち葉脈上に残る 灰白色で星状毛が密生

小説の木々

西の空が赤く染まり、傍らの栗の木から延びた影がボンネットをおおった。白くほこりをかぶったフロントガラスに向かって、二宮はけむりを吹きかける。(「疫病神」黒川博行)