タムシバ

別名 カムシバ、サトウシバ、ニオイコブシ
科属 モクレン科モクレン属
学名 Magnolia salicifolia

性状
落葉小高木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形


15.04.19日光植物園

樹木解説

高さは3-9mになる。葉は互生し、長さ6-14cmの広披針形または卵状長楕円形で、裏面は粉白色、側脈は10-13対。コブシに比べ細長く、裏は白い。4-5月、直径6-10cmで芳香のある白い花が咲く。花はコブシに似るが、開花とともに葉は付かない。

10.04.10昭和薬科大

14.06.14日光植物園

10.04.10昭和薬科大

14.06.14日光植物園

15.04.19日光植物園

15.04.19日光植物園

15.04.19日光植物園

15.10.14日光植物園

補足

 

ハクモクレン

コブシ

タムシバ

開花時期 3月中旬 3月下旬から4月 4月から5月
花弁 直径20cmくらいの白い花弁が6枚、萼片も同様で区別が付かず花弁が9枚あるようにみえる、厚ぼったく丸みを帯びる 9cm程度の白い花弁が6枚、小さな萼片が3枚、花弁基部は淡赤紫を帯びる事がある  10cm位の花を1個ずつつけ,日が当たると平開、白色で花弁は6枚、小さ目の顎片は3枚、合計9弁の様に見える場合もある
花弁の向き 上向き 斜め上もしくは横 斜め上もしくは横

葉は互生し短柄があり、10-18cmくらいの大形の広倒卵形

花の下に小葉が付かない

9-17cmくらい、広楕円形から倒卵形で、表面は緑色で裏はやや白緑色、無毛で全縁でやや波うつ、ハクモクレンに比べ小振り、タムシバに比べて幅が広く、先端に近い場所で最も広い

花の下に小葉が付く

互生、7-14cmくらいの楕円形から卵状被針形、中央部付近で最も幅が広い、やや薄く硬く無毛で裏面は帯白色

花の下に小葉は付かない