エゴノキ(斎墩果)

別名 チシャノキ
科属 エゴノキ科エゴノキ属
学名 Sryrax japonica

性状
落葉小高木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
別名チシャノキは、チシャノキ(ムラサキ科チシャノキ属)という樹木が別にある。

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形


09.05.02上福岡

樹木解説

高さは7-15mになる。幹はあまり太くならず何本も株立ち状になる。樹皮は滑らかで暗紫褐色。葉は互生し、長さ4.5-8cmの長楕円形で先端は鋭くとがり、基部はくさび形。ふちには細かい鋸歯があるかほとんど全縁。葉柄は長さ5-10mm。5-6月、側枝の先に白い花を1-4個下垂する。花冠は直径1.5-2cmで5深裂する。雄しべは10個で花冠より短く、花柱は雄しべより長い。萼は長さ3-4mmの杯状で先端は5浅裂する。花柄は細く長さ2.5-4cm。果実は長さ1-1.3cmの卵球形で灰白色。果皮は星状毛が密生し、縦に裂け落ち、褐色の固い種子が1個残る。

12.07.09上福岡

09.04.19新宿御苑

12.07.09上福岡

09.05.02上福岡

12.05.08小石川

12.05.08小石川

12.07.09上福岡虫えい

12.08.20上福岡

樹名:シダレエゴノキ
学名:Sieb. et Zucc. cv. Pendulus

10.05.16小石川植物園

10.05.16小石川植物園

10.05.16小石川植物園

補足