ホザキナナカマド(穂咲七竈)

別名 
科属 バラ科ホザキナナカマド
学名 Sorbaria srbifolia var. stellipila

性状
落葉低木
葉の分類
互生、複葉、奇数羽状複葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形


15.06.29弘前城植物園

樹木解説

高さは2-3m、幹は株立ち。葉は互生し、長さは15-30cmの奇数羽状複葉で小葉は15-21対。小葉は長さ4-10cm、幅1-3cmの披針形で、先端は鋭くとがる。基部は円形で無柄。葉縁には重鋸歯がある。葉の表は鮮緑色で無毛、裏は淡緑色ではじめ長い軟毛と星状毛がある。花期は7-8月、枝先に円錐花序をだし、白色の小さい花を多数つける。果実は4-6cmの長楕円形の袋果で9-10月に熟す。

15.06.29弘前城植物園

15.06.29弘前城植物園

13.06.30森林公園

13.06.30森林公園

13.06.30森林公園

15.06.29弘前城植物園

15.06.29弘前城植物園

15.06.29弘前城植物園

補足

 

ニワナナカマド

ホザキナナカマド

備    考

樹形 落葉低木、高さ3-4m 落葉低木、高さ2-3m  
長さ13-20mmm、7-11対の奇数羽状複葉、小葉は長さ4-7mmの披針形、縁に重鋸歯、ホザキナナカマドに比べて,小葉の先端が尾状に長く伸びるのが特徴。 長さ15-30mmm、15-21対の奇数羽状複葉、小葉は長さ4-10mmの広披針形、縁に内側に曲がる鋸歯、葉軸の基部から先端まで小葉の大きさはあまり変わらない。  小葉の先端が尾状に長く伸びるのがニワナナカマド、先端まであまり幅が変わらないのがホザキナナカマド
葉の毛

表面は無毛、葉裏主脈基部にわずかに毛

表面は無毛、表面葉裏は始め長い軟毛と星状毛(成葉は無毛か?)

 

花期は6-8月、直径5-6mm、雄しべは約20本、花弁と同長か少し短い、花序、花柄は無毛

花期は7-8月、直径5-6mm、雄しべは40-50本、花弁より長い、花序と花柄は有毛

 

 その他