ウラジロナナカマド(裏白七竈)

別名 
科属 バラ科ナナカマド属
学名 Sorbus matsumurana

生活型
落葉低木
葉の分類
互生、複葉、奇数羽状複葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形


15.05.19日光植物園

樹木解説

高さは1-2mになる。葉は奇数羽状複葉で、小葉は4-6対あり、長さ4-6cmの長楕円形で鈍頭まれに円頭。基部はゆがんだ円形。ふちは上半部だけに鋸歯があり、裏面は粉白色。中央部の小葉が最も大きい。托葉は卵状披針形で長さ5-8mm。6-8月、枝先に複散房花序をだし、直径約1cmの白い花を多数開く。花弁は5個、雄しべは20個、花柱は5個、萼片は5個。花柄は1-1.5mm。果実は直径8-10mmの球形または楕円状球形で赤く熟す。先端に残った萼片の先が内側に曲がって星形のくぼみになる。小葉の裏面が白っぽい緑色であること。「ナナカマド」や「タカネナナカマド」では小葉の縁全体に鋸歯があるのに対し、ウラジロナナカマドは小葉の先の方の半分だけに鋸歯があるのが特徴。

15.04.19日光植物園

15.05.19日光植物園

15.05.19日光植物園

16.07.31長野県千畳敷

補足