ノウゼンカズラ(凌霄花)

別名
科属 ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属
学名 Campsis grandiflora

性状
落葉つる性低木
葉の分類
対生、複葉、1回羽状複葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

12.09.09森林公園

樹木解説

付着根を出して他の物に吸着してはいのぼる。葉は奇数羽状複葉で対生する。小葉は2-6対あり、長さ3-7cmの卵形で無毛。ふちには粗い鋸歯がある。7-8月、枝先に円錐花序をだし、直径6-7cmの橙黄色の花を対生してつける。花冠は広い漏斗形で、先端は5裂して平開する。雄しべ4個のうち2個が長い。

11.07.02上福岡

11.06.25上福岡

12.07.01上福岡

15.07.15森林公園

09.06.13上福岡

10.06.26上福岡

10.06.26上福岡

11.07.02上福岡

小説の木々

今の時季は、朱色のノウゼンカズラが屋根まで生い茂って花を咲かせている。年々、木は大きくなり花が増えていく。斧屋を侵食しているようで、不気味だ。・・そのとき、低い羽音がした。腹に響く不快な音だ。俺は一瞬で血の気が引いた。門の上をスズメバチが飛んでいる。ノウゼンカズラに寄ってきたらしい。女の子もびくりと震えて頭上を見上げた。ハチに気付くと、驚いて逃げだそうとした。「走っちゃだめだ」俺はなんとか冷静な声を出そうとした。「ゆっくりしゃがんで」黒はハチに狙われやすい色だ。下手に動くと攻撃してくるから、姿勢を低くしてやりすごすしかない。(「鳴いて血を吐く」遠田潤子)