キンミズヒキ(金水引)

別名 
科属 バラ科キンミズヒキ属
学名 Agrimonia pilosa var. japonica

性状
多年草
葉の分類
互生、複葉、羽状複葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

18.09.06東京都薬用植物園

草花解説

草丈は50-100cmになる。葉は互生し、奇数羽状複葉で5-9個の大小不ぞろいの小葉からなる。頂小葉は菱状長楕円形から菱状倒卵形で長さ3-6cm、幅2cmほどになり、先端がとがり、縁にはとがった粗い歯牙状の鋸歯がある。葉柄の基部に托葉が合着し、ふつう半卵形で内側に曲がり、縁に粗くとがった鋸歯がある。花期は8-10月、分枝した茎先に総状花序を作り、小さい花をやや密につける。花柄が短いので穂状にみえる。花の径は7-10mm、花弁は黄色で5個あり、倒卵形から狭倒卵形で、長さ3-6mm、幅1.5-2mmになる。雄蕊は8-14個あり、花弁より短い。同類のヒメキンミズヒキは、花弁は細く、雄しべの数は5〜6本、小葉は3-5枚。

18.09.06東京都薬用植物園

18.09.06東京都薬用植物園

18.09.06東京都薬用植物園

21.09.17神代植物公園

補足