テルミノイヌホオズキ(照実の犬酸漿

別名 
科属 ナス科ナス属
学名 Solanum americanum

性状
一年草
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
参考:野に咲く花/山に咲く花/高山に咲く花(山と渓谷社)

草形

19.11.02上福岡

草花解説

草丈は30-80cm。葉は最大長さ11.5㎝、幅3.8㎝の狭卵形で、縁は波状の鋸歯が低くほぼ全縁のことが多い。花期は7-10月、花は1花序に3-9個、ほぼ散状あるいは総状につく。花冠は白色、平開時の直径6-13㎜。後方へ花冠がやや曲がっていることが多く、平開している花冠は少ない。葯の長さ1.4-1.9㎜。果実は直径4.5-10㎜。熟すと黒色になり光沢がある。

19.11.02上福岡

19.11.02上福岡

19.11.02上福岡

19.11.02上福岡

補足

 着眼点 イヌホオズキ アメリカイヌホオズキ テルミノイヌホオズキ
実の形  球形~縦長 球形 横長
萼の形  軽く反り返る  張り付く、少し反り返る  強く反り返る 
小果柄 交互にずれる 一点に集まる/
一つだけずれることがある 
交互にずれる 
葯の様子 長く太い(2mm以上) 長く細い(1.5-2mm) 短く太い(1-1.5mm)